ジムの基礎

フィットネスジムへの通い方・行くペース|続けるためのポイント

 

ジムは通い続けてこそ意味があるもの。

 

なぜなら、体には基本的に「今の状態を維持しようとする」働きがあるので、良い方向に変えていこうとするにも、ある程度の期間が必要だからです。

 

そこでここでは、長期的に安定してジムに行くためのポイントをお伝えしていきます。

 

 

 

ジムに通うペースは?1回あたりの時間は?

ジムを楽しく続けるには、どのくらいのペースで通うとよいでしょうか?

 

「はじめは張り切って通ったけれど、続かなかった・・・」

 

とならないために、無理のないペース配分を考えてみましょう。

 

まずは週2回くらいから

「月額通い放題」のジムの場合、週2回くらい行くことができれば金銭的な意味での元が取れるでしょう。

 

「週2回なんて少ない」と感じるかもしれませんが、新しいことを始めるとあなたの生活が大きく変わるかもしれませんし、とりあえずこの程度のペースはじめてみるのがおすすめです。

 

ジムのある生活に慣れてきたら、いつでも回数を増やせます。

 

1回2時間くらい

1回につき2時間くらいにすると良いでしょう。

 

ここには着替えなど諸々の準備の時間も含まれます。

 

自分一人でトレーニングを行う場合は、まず1時間~1.5時間くらいでもOKです。

 

スタジオレッスンなどに参加するケースでも、これくらいの時間がかかるはずです。

 

曜日と時間帯をおおよそ決める

カレンダー

 

「行けるときに行く」だと結局行かなくなるかもしれないので、「○曜日の○時から○時まで」などとだいたい決めておくのがおすすめ。

 

そして様子を見ながら行く回数を増減させていきましょう。

 

また、通う曜日を決めておけば、「本来は明日がジムの日だけれど都合が悪いから、今日行っておこう」などのこともしやすくなります。

 

少なくとも1か月は通う

カレンダー

ジムに行き続けていると、だんだんスタジオレッスンやトレーニングが面白くなってきたり、徐々に持てる重量が重くなってきたりと、張り合いが出てくるものです。

 

「ジムに通う・ジムを利用すること自体への緊張」がなくなれば、身体を動かすことによるストレス発散効果もさらに大きくなるかもしれません。

 

すると1回2時間だったのが3時間になったり、週2回が3回に増えたりと、「頑張って通っていたジム」が「積極的に通いたいジム」になっていくことでしょう。

 

ただ、いきなりこういった状態になるのは難しいですから、まずは少なくとも1か月間、継続することを目標にしてみましょう。

 

そして目に見える成果が出るまでには3~6か月ほどかかる可能性が高いです。

 

なのでまずは「焦らずじっくり続けていく」という気持ちを作りましょう。

 

飽きてきた・辛くなってきたときの対策は!?

「はじめのうちは変化(痩せたなど)が分かりやすかったのに、最近あまり成果が見えなくなってきた」

 

「トレーニング自体に飽きてきた」

 

「スタジオレッスンのプログラムに飽きてきた」

 

「やる気がなくなってきて自分のパフォーマンスも落ちてきた気がする」

 

などなど。

 

ジムに通い続けていると徐々に飽きてきたり、続けるのが苦しくなってきたりするものです。

 

そういったときはどう対処すればいいのでしょうか。

 

トレーニングに飽きてきたときは?

 

最初のうちは順調に体重が落ちていくでしょうし、持てる重量もどんどん上がっていくはずです。

 

ですがそういった変化もどこかで頭打ちになるものです。

 

そうでないと際限なく痩せてしまいますし、こうなるのが当たり前。

 

ただ、理屈では分かっていても、変化が見えないとモチベーションが続かなくなるもの。

 

 

ではこのような場合の対処方法を紹介します。

 

負荷を大きくして回数を減らす

 

おもりを使うトレーニングをしていた場合は、「おもりの重量を少し上げて、その代わり回数を減らす」ことによって、違う感覚でトレーニングできるようになるかもしれません。

 

それまであまり鍛えていなかった筋肉に目を向けてみる

 

例えば、

 

  • スクワット→足幅を少し広げる
  • 胸のトレーニング→腕のトレーニングも行う

 

といったふうにそれまであまり鍛えていなかった筋肉に目を向けると、効果がアップしやすいです。

 

 

人によっては「あ!全然違う効き方だ!」という感じで、新たなモチベーションを得られるかもしれません。

メニューの順番を変える

全く同じトレーニングをするとしても、順番を変えるだけでも感覚が違ってくるものです。

 

手軽に実践できるので試してみてはいかがでしょうか。

 

例えばこれまで「筋トレ→有酸素運動」だったなら、「有酸素運動→筋トレ」にするなど。

 

使う器具・マシンを変える

 

例えば

 

バイクマシンを使っていた→ランニングマシンに変える

 

など、
いつもと違う器具・マシンで鍛えるというのは、それだけで新鮮な気持ちになるものです。

 

トレーニングに関して勉強してみる

 

本、ネット記事、ユーチューブ動画などでトレーニングに関して勉強すると、知識が深くなってモチベーションが上がるかもしれません。

 

ただ、特にネット記事・ユーチューブ動画については情報が間違っている可能性もあるので、やみくもに全部信じるのは危ないです。

 

スタジオレッスンに飽きてきたときは?

「もうできるようになってしまって飽きてきた」という理由でスタジオレッスンにマンネリを感じてしまう人も少なくありません。

 

このようなときはどう対処すればいいのでしょうか。

 

レッスンのジャンルを変えてみる

 

体験したことのないジャンルのレッスンを受けてみましょう。

 

エアロビクス、ヨガ、格闘技など色々ありますから、「全部経験しています!」という人はあまりいないのではないでしょうか。

 

 

やってみると案外多く発汗できたり、異なる効果を得られたり、身体の違う場所を鍛えられたりするものです。

 

 

また同じジャンルであっても、改めて初心者クラスを受け直すことで新たな発見があったり、運動量・発汗量が多くなったりする可能性もあります。

 

さらにはジャンルを変えずにインストラクターを変更するという方法も。

 

ジムそのものに飽きてきたときは?

「なんだかもう全体的に飽きてきてしまった」という状態です。

 

プログラムやトレーニングに対するモチベーションもあまりなく、それ以上に「ジムに通う」という行為自体に飽きているような……。

 

そのようなときはどう対処すればいいのでしょうか。

 

イベントやサークルに出てみる

 

 

 

イベントやサークルを実施しているジムも多いです。

 

例としては、

 

  • ランニングのサークル
  • ヨガのイベント
  • 水泳のイベント

 

などなど。


 

趣味としてスタートしてそこからイベントに出るようになった人も少なくありませんから、「実力がない」などと気にする必要はないです。

 

 

トレーナーの有料プログラムを受ける

 

思い切ってトレーナーの有料プログラムを受けてみるのもいいでしょう。

 

有料プログラムには以下のようなメリットがあります。

 

  • トレーナーの気合いが違う
  • 運動に慣れていたり意識の高かったりする参加者が多く、張り合いが生まれる
  • そんな参加者と仲良くなることで「意識の高い仲間」ができ、あなたのモチベーションが上がる

 

またパーソナルトレーニングを利用することで、自分のためにトレーニングメニューを作ってもらったり、フォームを確認したりすることもできます。

 

これによりトレーニングのクオリティがアップしますから、マンネリを打破できることでしょう。

 

全然違う運動に挑戦する

 

 

 

これまでスタジオレッスンやトレーニングがメインだったなら水泳に挑戦する。

 

今まで水泳が中心だったなら、トレーニングマシンを使ってみる。

それとも、テニスはどうでしょう?

 

まったく違う運動にチャレンジすることで、新たなモチベーションが生まれるかもしれません。

 

他のジムの見学・体験をする

 

色々試してもマンネリを解消できなさそうなのであれば、他のジムの見学・体験をするのもアリです。

 

フィットネスジムとしては、「ホットヨガ」や「暗闇フィットネス」なども人気です。

 

良さそうなジムがあれば乗り換えてしまっても構いません。

 

大事なのは「あなたが運動を続けること」であって、「同じジムを利用し続けること」ではありません。

 

ただし、今のジムの退会手続きなどはきちんと行いましょう。

 

飽きてきたときの対処方法まとめ

やっぱり「環境を変える」のが基本です。

 

気合いだけではどうにもなりません。

 

  • 違うトレーニングをする
  • トレーナーやインストラクターに相談する
  • シューズやトレーニングウェアを変えて気持ちをリフレッシュする

 

などのことを試してみてはいかがでしょうか。

 

ジムへの通い方のまとめ

ここまでジムへの通い方のコツや、飽きてきたときの対処方法を紹介しました。

 

ただ、もちろん体調を崩したり、外せない用事があったりするときにまでジムに通う必要はありません。

 

また、ある程度精神力も必要ですが、「ジムにどうしても行かないといけないわけでもない」ということも頭の片隅に入れておきましょう。

 

そのほうが、かえって気楽に続けられるかもしれません。

 

 

この記事を参考に、ぜひ楽しくジムを利用してくださいね!


 

 

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